溺愛もふもふ甘恋同居〜記憶喪失な彼のナイショゴト〜
アパート廊下には住人共有の外灯が灯っていたし、日和美の部屋のなかも明るい。
辺りはすっかり暗くなっていたけれど、お互いの顔が見えない不便さはないのだけれど。
日和美がまるで表情を見られたくないみたいに顔を伏せ気味にしてポツンと「怒れません」とかつぶやくから。
信武は色々な思いと葛藤しながらも、自分を信じてくれようとしている彼女のことが、愛しくて堪らなくなる。
「あれは、紛れもなく俺の本心だ。お前、きっといま色々思ってるだろうけどさ。……信じてくれて構わねぇから」
感極まった信武は日和美をギュッと腕の中に抱き締めて。
「俺、絶対お前を納得させっから」
吐息を落とすみたいにそう吐き捨てた声は、
「し、のぶさっ、苦し……っ」
信武の胸元でくぐもった声を上げてじたばたしている日和美には、聞こえなかったかも知れない。
だけど、信武はそんなことは些末なことだと思ってしまった。
辺りはすっかり暗くなっていたけれど、お互いの顔が見えない不便さはないのだけれど。
日和美がまるで表情を見られたくないみたいに顔を伏せ気味にしてポツンと「怒れません」とかつぶやくから。
信武は色々な思いと葛藤しながらも、自分を信じてくれようとしている彼女のことが、愛しくて堪らなくなる。
「あれは、紛れもなく俺の本心だ。お前、きっといま色々思ってるだろうけどさ。……信じてくれて構わねぇから」
感極まった信武は日和美をギュッと腕の中に抱き締めて。
「俺、絶対お前を納得させっから」
吐息を落とすみたいにそう吐き捨てた声は、
「し、のぶさっ、苦し……っ」
信武の胸元でくぐもった声を上げてじたばたしている日和美には、聞こえなかったかも知れない。
だけど、信武はそんなことは些末なことだと思ってしまった。