ずっと..ずっと..逢いたくて







近くにいすぎて、蒼の存在に..気持ちに気づけなかった。


あの頃から早くも6年が過ぎ去り、過去の記憶に気づく。



『ずっとずっと好きだった..逢っていても、また逢いたくて..それがゆあだった..』



ここまで熱く語る蒼は初めてだから、涙が流れ出た。


『蒼..泣かせないでよっ..』

『彼氏が出来た時も逢いたかった..』



初恋..
蒼の初恋は私自身だったこと。


縁のつながりを大切に..
ずっとずっと大切にしなきゃ行けないこと..


蒼という存在に気づいて、
私自身はまた冒険に出る..。
< 337 / 476 >

この作品をシェア

pagetop