成り行きでイケメン後輩と付き合うことに。
「正直、市村くんのことを好きかと聞かれると微妙だけど、尊敬はしてるし、嫌いな部分もないし。
 逆に私でいいの?」
「れいかさんがいいんです。」
「じゃあ、よろしくお願いします。」
「やったー!」
 ギューッと抱きしめられ、キスされた。

『子犬みたい。可愛い。
 こんな市村くんは初めてみた。
 いつも、出来るイケメン男子って感じで、クールなイメージなのに。』
 とても、可愛くて子犬を拾った気分だった。

「えっと、朝ごはんでも食べる?」
「はい。食べます。作ってくれるんですか?」
「大したものはできないけど、パンでいい?」
「なんでも大丈夫です。」
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