これが我が一族の能力〜鎌倉時代編〜
龍輝殿が向かったのは、道場だった。
「ここは?」
「今は時代が時代だからな。一応道場があるんだよ」
「そうなんですね」
「明里殿。木刀でも竹刀でも好きな方を取ってくれ」
そう言われ私は木刀を取る。
そして、龍輝殿も木刀を取ると構える。
「明里殿、打って来てくれ!それで愁一郎さんのお願いをどうするか決める」
そして私は、全力で打ち込む。
「ほう!なかなかだな」
「いえいえ、それほどでもありませんから」
そして、打っては払い打っては払いを繰り返していた。
女である私と男性である龍輝殿とじゃ力が違いすぎる。
最初は木刀を払えていたが、だんだんと手が痺れきだしていた。
そして、私の手から木刀が離れる。
「今日はこのへんにしておこう」
「えっ?」
「明日、朝餉のあとまたここに」
それだけ言うと龍輝殿は木刀を置き、出ていく。
「ということは、稽古つけてくれるのかな?」
私が着替えて広間に向かっていると愁一郎様に遭遇した。
「明里、そろそろ夕餉の時間だよ」
「あ、愁一郎様」
「みんな、待っているよ。さぁー行くよ?」
「あ、すみません!」
私は愁一郎様のあとをついていく。
「ここは?」
「今は時代が時代だからな。一応道場があるんだよ」
「そうなんですね」
「明里殿。木刀でも竹刀でも好きな方を取ってくれ」
そう言われ私は木刀を取る。
そして、龍輝殿も木刀を取ると構える。
「明里殿、打って来てくれ!それで愁一郎さんのお願いをどうするか決める」
そして私は、全力で打ち込む。
「ほう!なかなかだな」
「いえいえ、それほどでもありませんから」
そして、打っては払い打っては払いを繰り返していた。
女である私と男性である龍輝殿とじゃ力が違いすぎる。
最初は木刀を払えていたが、だんだんと手が痺れきだしていた。
そして、私の手から木刀が離れる。
「今日はこのへんにしておこう」
「えっ?」
「明日、朝餉のあとまたここに」
それだけ言うと龍輝殿は木刀を置き、出ていく。
「ということは、稽古つけてくれるのかな?」
私が着替えて広間に向かっていると愁一郎様に遭遇した。
「明里、そろそろ夕餉の時間だよ」
「あ、愁一郎様」
「みんな、待っているよ。さぁー行くよ?」
「あ、すみません!」
私は愁一郎様のあとをついていく。