理想の恋愛    〜高校生編〜
 すると、少し離れたところにいたカッターシャツに制服のズボンを履いてるけど、髪は金髪でピアスしてる高校生の男の人が近寄ってきた。

「おまえ、何してんだ?」
 お尻を触っていた手を掴み、上に上げた。
「痴漢か?いい歳したおっさんが。」
 みんながこっちを見ていた。

「次の駅で降りろ。」
 高校生の男の人は言い、次の駅で降りた。
 私も降りた。

 駅員に言っていた。
「このオヤジ、この子に痴漢してたんで、警察に通報して。」
「本当ですか?」
「してないですよ。」
「うそつくな。エロオヤジ。」
 駅員に私も話すことにした。
「本当です。」
 駅員は動き出し、とりあえず、駅員室に行った。
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