理想の恋愛    〜高校生編〜

仲良しグループ

学校に着き、教室を掲示板で確認して、入って行った。
 
 席は男女関係なくあいうえお順だった。
 私は、窓際から2列目の後ろから2番目の席だった。
 私の前は斎藤肇(はじめ)くん。明るくて元気。
 私の後ろは、椎名ありさちゃん。落ち着いた雰囲気。
 私の左隣は、小野寺慎(しん)くん。イケメンで、長身。
 はじめに声かけてくれたのは、後ろのありさちゃんだった。
 
「初めまして。私、椎名ありさ。ありさって呼んで。友達と違うクラスになっちゃって寂しいんだぁ。よろしく。」
「よろしく。私は、佐々木菖蒲。あやめって呼んで。私は、中学で1人だけ。少し遠い家なんだ。」
「電車かぁ。大変だね。」
「うん。でも、少し憧れてたなぁ。」
「わかる。私も悩んだ。でも自転車をで通えるところにした。」
 なんて、話していた。
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