ゆるふわな君の好きなひと
「やば……。かわいーわ」
「え……?」
無自覚なまま、上目遣いに見てくる青葉にふわっと笑いかけて、また抱きしめる。
「勉強より違うことしたくなりそう」
「え……?」
「うぅん。今日はヘンなことはしないって約束したから」
「約束って?」
腕の中で、青葉が戸惑ったように身を固くした彼女の髪をそっと撫でる。
「青葉、あったか……。あとちょっとだけ、こうしてて」
「……、うん」
恥ずかしそうに頷いた青葉の頭頂部を見ただけで、真っ赤になった彼女の顔が目に浮かぶ。
想像だけで胸がいっぱいになって、腕の中の青葉を離したくないし、一生大事に囲っておきたくなる。
この先もずっと、君だけがおれのトクベツ。
fin.


