私、夢を叶えますっ!
何とか、平常心を保って圭に話しかける私。
「あっ、あの私、今日ZENを見て、最高に感動しましたっ、
何ていうか、私の中で今まで無かった感情が生まれたっていうか・・・
なんか、上手く言えないですけど・・・
ありがとうございましたっ」
そう言って、私は圭に頭を下げた。
(お~~~ぃっ。唯ょ。お前何やってんのょ。
頭下げてどぅすんのっ!)
パニクって何言ってるか分からない私は自分に突っ込んだ。
でも、圭は
「君っ、名前は?」
そう聞いてくれた。