私、夢を叶えますっ!
「大丈夫っ!すぐ戻ってくるしっ!」
そう言って立ち上がって、隣の人数名に
「すいません・・すいません」
の繰り返しでようやく通路にたどり着いた私。
ドアを開けて外に出ると、
(ほっ・・・)
何だかすごく新鮮な空気を吸ってる気分になって落ち着く。
(このまま、逃げちゃおうかなぁ)
なんて、小悪魔が囁く・・・・
「あっいけないっ。トイレ、トイレっと・・・」
(お手洗いのサインは・・・っと・・・)
「どこっ?」
(明らかにおかしいでしょっ。何でトイレがないのょ~)
お手洗いのサインが見当たらない。
あぁ、焦ると余計に行きたくなるんだょねぇ。
「マジやばいょ。誰かっいないのかなぁ?」
そう思ってキョロキョロしてる私。