慶ちゃんが抱いてくれない!
キスしたくなる薬 ~真穂side~






声を変えられる薬を作ってから、武蔵君は誕生日までしか作れないからと言って上級の魔法薬を何度か試していた。



そして、今の所全部成功している。



「真穂。今日は…キスがしたくなる薬に挑戦しよう!」

「キス!?そういうのもあるの!?」

「結構な上級の魔法薬みたいだけどね…って真穂も魔法薬の本持ってるじゃん」

「慶ちゃんと結ばれたら魔法薬だって作れなくなるから必要ないし…えっと…書いてある事難しくて…モニョモニョモニョ」

「うん…なんかごめん。えーっと。それこそ、かなり上級だけど性欲関連の魔法薬もあるよ」

「そうなんだ…でも…それは慶ちゃんに使いたくないなぁ…。ちゃんと好きになってもらってしたいもん!誕生日まであんまり時間ないけどね」


この前ブッフェの時好きって事だと思ったのに、あの後調子に乗って慶ちゃんに私の事好きなんだもんねって言ったら嫌いとも言ってないけど好きとも言ってないとかスンとした顔で言われてしまって振り出しに戻っている……。


「キスはいいんだ?」

「じ、実験でしょ!?それに!私の魔力って慶ちゃんにはあんまり効かないみたいだし…全部効かないのか確認だよ!」

「ま、試してみようか」




ただ…ちょっと慶ちゃんが私にキスを求めてくれる所を見てみたいという不純な理由だけど…。


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