慶ちゃんが抱いてくれない!




私達は早速キスがしたくなる魔法薬を作り始めた。




【キスをしたくなる薬】は、飲んだ人に周りにいる異性がキスをしたくなるという物。





つまり、下手すると前に私の魔力が暴走した時の様な事になるという事だ。






そういう事なので、次の日のお昼休みにちゃんと作戦を練ってから決行する事になった。






次の日の昼休み。





人が滅多に来ない空き教室で、私は魔法薬を少しだけ飲んだ。






少しだけなら効果もすぐに切れるはずとの事で飲む量は本当に少しだけと武蔵君によーく言われている。






慶ちゃんとうっかりキスしちゃいたい気持ちはあるけど我慢……。





何これ……すごい不味い……。





最初の方は失敗していた時の事を恐れて、私も武蔵君も作ってみた魔法薬を飲むのを躊躇していたけれど、まだ失敗した事ないのもあって躊躇する事なく飲むようになっていた。




そうだ…武蔵君に飲んだ事知らせなくちゃ。




私は急いでスマートフォンを取り出した。




メッセージを送ったら武蔵君が慶ちゃんをこの教室へ連れてきてくれる事になっていて、効果だけ見てキスする前に武蔵君が慶ちゃんを押さえるという流れだ。





武蔵君へメッセージの文章を打っていると…





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