世界一大きな恋
放課後、何するんだろ。

やっぱ、パーティーかな?

相当喜んでたし。


「愁一君の事?」

「えっ、何!?何で分かるの?」

「やっぱり?合ってた」

マナはあたしの事が分かるんだなぁ・・・。

「なんか合ったの?そういえばさ、身長抜かれたみたいだけど」

「そうなんだよなァ~~…」

マナは、あたしがシュウの事好きなのも、全部知ってる。

マナとは、5年生の時にシュウが前の席だった時のシュウの隣の席だった。

なんかややこしいけど、つまりあたしのナナメ前の席の子ってこと。


「梓紗はさ、今日告白するつもりなんでしょ♪」

「なななななんで知ってんの!?エスパーかよ」

実は、シュウがあたしを抜いた日に告白しようと思ってた。

それが、今日。

マナはまたまたお見通しだった。

「あんたねぇ~、分かりやす過ぎなの!」

「むぅ~…そんな事ないでしょ」

膨れっ面するあたしにマナの一言。


「とにかく、アンタも青春ねぇ」


沈没。



なんだよ、青春って。

これが初恋だからってさ、青春ってワケじゃないし。



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