殺し屋と呼ばれた女と溺愛KING
春と漆黒について話していると、学校に着いた。
「おはよ、春。蓮斗。」
「うぃーす!」
「…はよ。」
教室に入ると、俺の仲間…祐樹・渉・星夜の3人が声を掛けてくる。
「はよ。」
「おっはよー!ねぇねぇ知ってる?今日転校生来るらしいよ〜!」
「あー…そういえば、そうらしいね。」
「……変な奴じゃなければいいが。」
ここに来るってことは、族か組に入ってるであろう奴だろう。
…少し警戒しておくか。
ここの生徒は大半が族に入ってるか裏の世界の人間。
女も半分以上がレディースに入っている。
だが…だからと言って、別に荒れている訳では無い。
何故なら…ここは俺の父親、神崎組の組長が理事長をしている高校だからな。