イケメン総長は、姫を一途に護りたい
だから、そのリベンジもあって、1年生相手のときよりも、みんなの覇気が溢れていた。
向かい合って位置につき、睨み合う2年生と3年生。
そして、ピストルの音が鳴ると、すぐさま攻撃隊が突進する。
ちなみにわたしは、守備隊の中にいた。
というか、人の流れに巻き込まれて、気づいたら守備隊の中央にいた。
つまり、棒を支える重要な役割だ。
3年生の攻撃隊が、まずは2年生の外側の守備隊を引き剥がしにかかる。
その隙に棒に飛びかかってきたのは、…光さんだった!
守備隊の隙間から、光さんのいつもは見せないような本気の顔が窺える。
攻撃隊に踏まれるのは当然だし、必死に棒を支えようと外からの力も加わるから、中心にいるわたしはおしくらまんじゅう状態。
チラッと敵チームの棒に目をやると、千隼くんが飛びついているのが見えた。
向かい合って位置につき、睨み合う2年生と3年生。
そして、ピストルの音が鳴ると、すぐさま攻撃隊が突進する。
ちなみにわたしは、守備隊の中にいた。
というか、人の流れに巻き込まれて、気づいたら守備隊の中央にいた。
つまり、棒を支える重要な役割だ。
3年生の攻撃隊が、まずは2年生の外側の守備隊を引き剥がしにかかる。
その隙に棒に飛びかかってきたのは、…光さんだった!
守備隊の隙間から、光さんのいつもは見せないような本気の顔が窺える。
攻撃隊に踏まれるのは当然だし、必死に棒を支えようと外からの力も加わるから、中心にいるわたしはおしくらまんじゅう状態。
チラッと敵チームの棒に目をやると、千隼くんが飛びついているのが見えた。