イケメン総長は、姫を一途に護りたい
柔らかい表情。
その姿を見たら、自然と涙が引いていった。
「ずっとずっと、咲姫のことが好きだった。再会してからも、離れてからも…ずっと」
「…千隼くん」
「俺は、咲姫を守り続けたい。もうだれにも渡さないっ。…だから、これからも咲姫のそばにいていいか?」
千隼くんは、わたしにそう尋ねてくれるけど――。
そんなの、答えは初めから決まっている。
「わたしも、これからも大好きな千隼くんのそばにずっといたい…!」
わたしたちは、どちらからともなく腕をまわすと、強く優しく抱きしめ合ったのだった。
やっと、千隼くんと想いを1つにすることができた。
千隼くんも、わたしと同じ気持ちでいてくれたことがすごくうれしい。
…コンコンッ
わたしたちしかいない保健室に、ノックする音が聞こえて、肩がビクッと反応する。
その姿を見たら、自然と涙が引いていった。
「ずっとずっと、咲姫のことが好きだった。再会してからも、離れてからも…ずっと」
「…千隼くん」
「俺は、咲姫を守り続けたい。もうだれにも渡さないっ。…だから、これからも咲姫のそばにいていいか?」
千隼くんは、わたしにそう尋ねてくれるけど――。
そんなの、答えは初めから決まっている。
「わたしも、これからも大好きな千隼くんのそばにずっといたい…!」
わたしたちは、どちらからともなく腕をまわすと、強く優しく抱きしめ合ったのだった。
やっと、千隼くんと想いを1つにすることができた。
千隼くんも、わたしと同じ気持ちでいてくれたことがすごくうれしい。
…コンコンッ
わたしたちしかいない保健室に、ノックする音が聞こえて、肩がビクッと反応する。