恋も推しごと〜私の推しがふってきました〜


 少し狭いけれど問題はない。


 望まれているのだから、これは不可抗力だ。私には避けられない道!


 そう自分に言い聞かせて、バクバクする心臓の音を聞き、嬉しさに身を踊らせながら目を閉じた。



「大好きな人に包み込まれるなんてとても幸せ……」



 これは、私だけの秘密にしようと心に決めた。

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