満月の夜に。




私は尾形明瑠(おがた めいる)、高校2年生。



公園の方へ向かっていると、いつもは聞こえないブランコの音が聞こえた。


公園の入口に着き、ブランコの方へ目を向けると、月の光に照らされた綺麗な金色の髪をした男が座っていた。



私はその金色に惹かれるようにブランコの方へ向かった。


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