モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
なかなか言えずに恥じらいでいると…


「あと3秒。さーん、にー、いー」


「え、ちょ!…な、な、渚っ」


どさくさに紛れてそう呼んだ。

も〜っカウントダウンなんかするから!



「ぷっ必死すぎ」

ほらぁ、やーっぱり笑われる。



「りーあ、こっち向いて」


「…」


「莉愛」


「…」



ぷくーとほっぺを膨らませて機嫌を損なわせていると_



渚の手が伸びてきて、私の頬を包む。


そして……


唇に柔らかい感触。



「!」


何度も角度を変えて交わる口づけ。



そのうち息継ぎが間に合わなくて、渚の胸板をドンドン叩くと解放してくれた。
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