モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
そのまま疾走していく。


「「いちにっいちにっ」」


練習通り、声を合わせて。



そして……


1つ前の団を抜かして…



『おぉ〜赤団、1位でゴール!!』


アナウンスと共にゴールテープを切ったー…けど。



「っあ!」

凹んだ地面に気づかないでそのまま躓く。



ズサー…と思いっきり地面に転んだ。



いたた…!

膝がジンジンする。


「莉愛!大丈夫?」

「う、うん。アズは?」

「あたしは何とも!莉愛の上に乗っかっちゃったから」


あ〜そうなの、よかったぁ。

どうやら私が躓いて先に倒れたから、その上にアズも乗っかるように転んだらしい。



アズが起こしてくれたけど、わたしの膝は真っ赤。


擦りむいてるのはもちろん、血も結構出ている。
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