エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
一度だけ抱かれたあの夜から、彼には避けられていた。
(妹としか思われてなかったとしたら……)
彼は私を抱いたこと、結婚の約束をしたことを後悔しているんだろう。
なにしろ香水の香りが移るくらい、ジェニファーとは親密なのだから。
しばらくひとりでペラペラと喋ったら気がすんだのか、ジェニファーは帰って行った。
彼女を見送ったあと優杏が応接室でぼんやりしていたら、三谷が心配そうに声をかけてきた。
「優杏さん大丈夫ですか? あの方はどなたでしょう?」