OL 万千湖さんのささやかなる野望
「ドアを開けようとしたら、紙が貼ってあって。
筆で描かれた、ゆるい感じの文字で、『ようこそお越しくださいました』って書いてあった。
いや、洋風なのか、和風なのか、統一しろよ、と思いながら中に入っていくと。
今度はジョウビタキが突撃してくるリビングの大きなテーブルに、『予約席』って洒落た黒い文字で書かれたピンクのプレートが。
で、トイレに行ったら、『どうぞご自由にお使いください』ってまた、ゆるい筆文字で書いてあって。
いや、だから、これ、家のトイレとトイレットペーパーだよなって……」
「駿佑がいなくて暇だったのかな?」
と雁夜が苦笑する。
「万千湖は、ある日、突然、妙なことにはまるんだ」
……でもまあ、と駿佑は言った。
「毎日、一緒にいて、飽きないのは確かだな」
筆で描かれた、ゆるい感じの文字で、『ようこそお越しくださいました』って書いてあった。
いや、洋風なのか、和風なのか、統一しろよ、と思いながら中に入っていくと。
今度はジョウビタキが突撃してくるリビングの大きなテーブルに、『予約席』って洒落た黒い文字で書かれたピンクのプレートが。
で、トイレに行ったら、『どうぞご自由にお使いください』ってまた、ゆるい筆文字で書いてあって。
いや、だから、これ、家のトイレとトイレットペーパーだよなって……」
「駿佑がいなくて暇だったのかな?」
と雁夜が苦笑する。
「万千湖は、ある日、突然、妙なことにはまるんだ」
……でもまあ、と駿佑は言った。
「毎日、一緒にいて、飽きないのは確かだな」