私、拾われました!
「久遠!!あそこの商品全部100円だって!!!」



走る、走る。



「てか、美琴お前!
俺の話を全然聞いてねえだろ!!
いい加減にしろよ!」




久遠の言葉なんか頭にも入ってこない程、安い商品が大好き。




「わぁぁー!
これ全部100円!!」



まるで、宝探しをしている気分になりながらダンボール箱の中を物色してゆく。


私好みのお洋服を見付ける。



結局、好みの服は見付からず大きな古着屋に移動した。
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