月夜に堕ちる華の涙
「桜舞side」
あ〜あ学校に着いちゃった、、
なんで今の時期に転校しなくちゃいけないの?
しかもお母さん朝急に言うんだもん勘弁してよね
自己紹介なんて言おうかな…
まぁ適当でいいか!こんな格好だし誰も興味ないでしょ
てか、理事長室どこ?この学校広すぎるんだけど

「クラスメイトside」
「てか今日うちのクラスに転校生来るらしいよ」
「へ〜今の時期に?変わってんね」
「それな笑」
「え〜イケメンかな笑」
「いや可愛い子来い!」ザワザワ……

「桜舞side」
はぁ、やっと理事長室に着いた、、疲れたー
コンコンコン
理事長「どーぞー」
私「失礼しまーす」
私が入ってきてから理事長全然こっち見ないじゃん
人見知りなのかな、まぁいいや
私「転校してきた月夜です」
理事長「月夜?」(ぱっ)
全然見ないと思ったら今度はめっちゃ見てくるんだけど何この人
理事長「もしかして誠の娘か?」
まこと?あ~親父のことか
私「あ、はいそうですけど、、」
理事長「おぉそうかそうか、もうこんなに大きくなったんだな」
私会ったことあるっけ?いや記憶にないな
私「父と知り合いですか?」
理事長「あぁ昔一緒にやんちゃしてたんだよその仲間だ」
なるほどそゆことか
理事長「俺のことは律って呼べ、敬語使わせてるってあいつが知ったらめんどくさいからな」
私「はーい」
律「おぉそうだ今から担任呼ぶから待ってろよー」
ピンポーンパーnブチ
律「金木先生至急理事長室に来い」
ピンポーンパードーン
私「うわ!びっくりしたぁ」
金木先生「おい律!急に呼ぶなよ!」
律「わりぃな」
金木先生「絶対思ってないだろ」
仲良いんだなぁ笑
金木先生「ってあ?誰だ?」
律「そんな口聞いてっと誠に締められるぞ」
金木先生「は?まこと?ってあの誠か?」
律「あぁ」
金木先生「(ハッ)すまない誠の娘だとは思わなかった」
この格好のせいだな笑
私「月夜 桜舞ですペコ」
金木先生「あぁよろしく、俺は金木 健 (かねき けん)だ健って呼んでくれ」
私「はーい」
健「じゃあそろそろ教室行くか」
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