辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
先に来ていたマリー様にもそう言ってもらえて、私は恐縮しきりで部屋の隅に待機をしていた。
会場である大広間にはたくさんの人たちの声がして、もうかなりの人が集まっていることがわかる。
そしてすぐ、部屋のドアが開き、幾人もの兵とともに国王様、ならびに王太子殿下が入ってきて、慌てて頭を下げるとすぐに声が聞こえた。
「そんなにかしこまらないで。私の妹になるのだから」
温かい声がして頭を上げれば、そこには美しい金色の髪の男性だった。王太子殿下だとすぐにわかったが、想像の何倍も親しみやすいその雰囲気とあまりにも美しい顔に見惚れてしまう。
「フェリーネ、あまり兄上ばかり見ないで」
少し拗ねたように耳元で聞こえた声に、私は驚いて振り向いた。
会場である大広間にはたくさんの人たちの声がして、もうかなりの人が集まっていることがわかる。
そしてすぐ、部屋のドアが開き、幾人もの兵とともに国王様、ならびに王太子殿下が入ってきて、慌てて頭を下げるとすぐに声が聞こえた。
「そんなにかしこまらないで。私の妹になるのだから」
温かい声がして頭を上げれば、そこには美しい金色の髪の男性だった。王太子殿下だとすぐにわかったが、想像の何倍も親しみやすいその雰囲気とあまりにも美しい顔に見惚れてしまう。
「フェリーネ、あまり兄上ばかり見ないで」
少し拗ねたように耳元で聞こえた声に、私は驚いて振り向いた。