ひねくれた純愛 アイリスとカーライル
この人は・・・
どれほどの困難さと
向き合ってきたのか。

俺も組織のカードの1枚だが、
教授も同じカードとして存在している。

俺たちはそれぞれ別々のカードだが、
組織からはみ出しているのは
同じだ。

「コーヒーを入れましょう。
俺のできる範囲で、手伝いますから」

教授は不思議そうに俺の顔を見た。
「カーライル、君は帰りなさい。
これは君の仕事ではない」

俺はニヤッと笑った。
「確かにそうですが、
俺はひねくれ者で反抗的なのでね」

所長のカードとして勝手に使われるのは、ごめんこうむる。
そのままコーヒーを入れに、
給湯室に向かった。
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