ひねくれた純愛 アイリスとカーライル

告白の詳細説明

<これからの会話>

レストランから出ると、
俺は軽くエスコートをするように、腕を曲げた。
「上階に、部屋を取ってあります。」

バーラウンジはショートカットだ。
相手に考える時間を与えない、

一気に進めるのが俺のやり方だ。
主導権は俺にある。

その言葉を聞いて、
教授は両手で、バックのチェーンを握りしめて立ち止まった。

「その・・そこのソファーに
座ってもいいだろうか」

そう言って、教授は窓際に歩き
ソファーに座り込んだ。

俺は彼女の正面に立った。

「カーライル、
君の希望は、男女の親密な関係か・・・」

教授は美しいパーティバックを握りしめていた。
「それとも、誰かの依頼で
動いているのか?

先に言っておこう。
私は研修所をやめる。
それからこの国を出るつもりだ」

教授は一度、沈黙した。
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