まだスキ。
出会い
私、相葉美波 22歳 会社員 家族あり子供2人

これは私が中学1年生の頃の話

中学生!!憧れるギャル!!
セーラー服!!
私の中学ではバスケ部にいわゆるイケイケ女子が集まっていた
私のお姉ちゃんもお兄ちゃんもバスケ部だった
私ももちろんバスケ部!!
なんて…張り切ってバスケ部に入ったものの
私すごく運動音痴…運動きらい走るの嫌い
他にやりたい部活なかったしなりゆきで…
小学生の頃からメンバーは変わらず中学生にあがった。
バスケ部には4人入部した。
先輩「1年生ー!!集合ー!!!」
私たち「はいっ!」
先輩「1年生外練(そとれん)ねー!外周10周、坂道ダッシュ10本!!あと声出し!外で校歌歌ってきて!」

(あーめんどくさい。先輩うっざ)
サボろうと思ったもののこわーい先輩が見張り番
仕方なく毎日部活をしていた
部活が終わってから家帰ってご飯食べてお風呂はいって自分の部屋に引きこもってケータイいじるのが毎日のルーティーン
学校にも部活にも慣れ始め浮ついていた私はTwitterで知り合った隣町C中3年の男子と連絡をとりあっていた。
その人はバレー部で私はヒロって呼んでいた。
なかなかのイケメンで私の中学にも知ってる人がかなりいた。
夜、いつものようにケータイをいじっているとヒロからLINEがきた。

ヒロ《来週、隣町B中とA中(私の中学)で男バスの練習試合があるって!遊びがてら見に行かね?》
私《いくいくー!ヒロと遊ぶの楽しみ!!》
ヒロ《俺B中の友達呼ぶから美波も誰か呼んどいて!》
私《おっけー!!》

次の日私は同じバスケ部のサキにヒロから誘われたことを話した
もちろん彼女の答えはおっけー!
サキも私と一緒で男好きなんだよね。
同中のヤツらはガキにしかみえないから他校にも手回してる。
その日を楽しみに、浮かれながら過ごしていた。

ついに男バス練習試合当日
A中で待ち合わせをし
ジャージで行くことが校則で決まってたのでいつもよりもジャージを気崩しメイクをしてサキと一緒に待っていた

私「あ!きた!ヒロ〜!!!」
ヒロ「よっ!お待たせ!」
私「こんにちは〜はじめまして!」
と私はヒロの隣にいた彼に挨拶をした
ナツ「こんにちは〜B中のナツです」
ヒロ「じゃっ!中はいろ〜」

私はナツに一目惚れした。
ナツは襟足茶髪で鼻が高くて身長も高い
一瞬で虜になってしまったのだ
試合になんて集中できるわけでもなく
隣で試合をみているナツにドキドキがとまらなかった。
私はグイグイいっちゃう派だからナツにLINEをきいた
私「ナツ〜LINEおしえてよ!」
ナツ「いーよ、はい」
やった!ナツのLINEゲット〜!!
その隣でみていたサキはヒロに夢中〜♥
サキ「ねぇヒロめっちゃかっこいんだけど!!ヤバくない!?」
私「LINEききなよ!!今日しか会えないかもよ〜♥」
今思えば絶対ナツに聞こえてたw
無事にサキもヒロとLINE交換し
なんだか青春の予感♥

試合が終わり夕方、近くのショッピングモールの休憩所で4人で話していた。
私はナツにべったり、サキはヒロにべったり
はぁこのまま時が止まればいーのに!っておもってたがそうは行かなくて
夜10時…田舎の電車の終電ははやくて
帰るのを名残惜しく見送った。
サキと2人でキャッキャしながら
サキ「ねぇもうやばい〜♥ヒロスキっ♥ダイスキっ♥」
私「あはは!私もナツヤバいなぁ…はぁもう会いたい…だいすきぃぃぃい!!」
もう2人のLoveはとまらずお互いにヒロとナツへ次の約束のLINEを送っていた。

私《今日はありがとう!楽しかった!来週の土曜日桜まつり行かない??また4人で!!》
ナツ《俺も楽しかった!ありがと!いーよ!いこ!》
私《やった〜!はやくナツに会いたいなぁ♥笑》
ナツ《かわいい笑俺も会いたい》
私《え!うそ!めっちゃ嬉しいダイスキ!》
ナツ《俺もだいすき笑》
私《やばすぎ!笑》

そこから途切れることなくLINEは続き毎日LINEするようになった。

< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop