僕らは運命の意味を探していた。

俺らは折れない

 現実にて。

 俺らは旅行から帰ると、各々の時間を過ごしていた。

 俺は、あの後から誰とも会えていなかった。

 来海は特に忙しない様子で、塾の課題に励んでいるそうだ。

 やはり目標が高い分、やるべき物も段違いの量なのだろう。

奏ちゃんは部活が忙しいようだった。

 そして、一好と俺は毎日のようにお見舞いに行っていた。

 でも、二人で時間を合わせることはしない。

 それは、それぞれに時間の使い方があるからという俺の考えで、初めは誘いの話も来たけど、俺がその話をしてから、一好が俺の価値観に合わせてくれた。

 俺は、今日も昼前に病院を訪れていた。

「様態に変化はない感じ?」

「そうだね。あき君の衰弱具合が他よりも進んでいる事も気になるけど、他には特に何も無いよ。」

 俺は、毎日のように顔を合わせる先生と、良好な関係を築けていた。

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