.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
「来るよ」

 ぼんやり虚ろな視界で、あれこれ思い巡らせていると、綾が小声で呟いた。

 ふと我に返ると、観戦席の空気が何段階も上昇し、準備を終えた純さんが真っ直ぐ私を見て歩いて来た。その面持ちは、珍しく酷く緊張気味で、私のみぞおちにも緊張が走り出す。

 彼は、観戦席の下で立ち止まると、私を射抜くような目で、真っ直ぐ強く見上げて来た。いつも余裕の表情の彼とは正反対。何か追い詰められたようで、戸惑いを感じた。

 練習を始めようとしていたメンバーらも、何か唯ならぬ雰囲気を察し、視線を私たちに集中した。

「純?」「優愛!」

 日向君が、コートから不思議そうに純さんを呼んだ。同時に彼が、意を決したように力強く私の名を呼ぶ。私は、思わず立ち上がり手摺に寄り添った。そして彼の強い意志の込められた目を、緊張して見下ろす。

「______俺と結婚してほしい」

 ……えっ!? 

 私は、驚愕 x 10で目を見開き、彼を見下ろし続けた。眼下からのプロポーズに、全く真実味を感じられずにいた。聞き間違えと疑い、まるで白黒映画を観ているように感じられた。

 け、結婚!?  ……冗談……よね?

 心の中で秘かに問いかけるが、その答えは明確である。
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