.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 白いワイヤーハートオブジェの中の金の鐘を、2人で鳴らすと幸せになれるそう。当然ラブラブカップルばかりで場違いな私たちはスルー……と思いきや、あなたは嬉しそうに笑って立ち止まった。

「懐かしい! 昔ガンガン鳴らしまくった」

 周りの人たちは、その良く通る声に目を点にして振り返り、こちらを見ながら沈黙した。

“彼氏……やっちまったな”

“彼女……お気の毒”

 そんな心の声が聞こえてきそうだ。私は、もちろん大ショック! ただ彼女でもない。精一杯、何でもない顔で笑ってみせた。

「……倫也とさ、真冬の夜中に108回鳴らした。俺ら鐘見ると鳴らしまくる習性あり」

 そんな周囲の空気に気づいたあなたは、すぐにナイスフォローに切り替えた。

「日向君と? 煩悩祓い?」

 この会話に周りは秘かに笑った。私は、同情眼から解放され胸を撫で下ろす。

「実は元カノと?」

「誓ってない」

 あなたは、私の左肩を抱き耳元に顔を寄せ、心音を激しく乱してきた。

「あいつエロ煩悩にまみれた頃でさ、仕方なーくつき合ってやったのよ」
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