.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ .*.゚・*.~再会~
報告
二人で帰ってから約二週間後の日曜午後、ベッドで寝転がり統合していると久々に絢から電話が来た。
「絢~」
《あら元気そう》
結婚準備で忙しい絢に、紆余曲折恋愛事情で時間を取らすのに引け目を感じていた私は、ラインで一切報告せずにいた。
さすがに長期黙秘に痺れを切らせたと察し、一気に報告を連ねた。
《少し会わない間になかなかの展開! 連絡待ってたのに》
「ごめんね」
《うん。でもやっぱ断ってないか》
でも最大限に努力して隙あれば返事の約束しようとしたのに、察してかスルー or 話すり替えの連続。
挙句の果てにあなたの前で『もう一緒に住まね?』ときた。
『無理!』キッパリ断っても鼻で笑われ真剣にイラッ!
あなたは『ハイ、フラれた~』って笑ってるし。
だいたい指輪もないしからかっただけ? とさえ思える。
それらを絢に伝えると呑気に爆笑される。
《予想外の粘り。こうなったらかおりも公開別離?》
「絶対無理! もう女子の生霊に殺されるし、最後はきちんと伝えたい。もう統合三昧の日々」
でももっと良いパラレルに移行する為のチャンス! ……じゃなくて目を醒ます為の統合をする!
つい現実を変える為になりがち……。
《でも良かった! 断わる気満々で。藤井君とも話せて良かったよ》
「……うん。やっと闇のトンネルから抜け出した気分」
でもあれ以来挨拶以外ほぼ会話なし。
あの夜との態度の雲泥の差に呆気に取られている。
《で? 再燃?》
「……まさか! それどころじゃない」
ドキッとしてこれ以上突っ込まれないよう予防線を張ると、怪しい含み笑いを返された。
《ま、藤井君なら合格。超イイ男に成長した感じ。超爽やかジェントルマン。玲には?》
「まだ内緒。『女狐舌舐めずりして狙ってる』そう。さすがに上手くてフリーだし早々人気No.1獲得? すっかりメンズらにも馴染んでる。予想外にプロポーズの件、誰にも何も言われずホッとした」
玲は、散々憎まれ口叩いても純さんの幸せ願ってる。
あなたは、誰もが太鼓判のとても素敵な大人の男性で、メンズ査定に厳しい絢までベタ褒めで嬉しい反面ライバル多数……なんて私に言う権利ない。
まだ私の肩書きは、純さんの彼女で別れても当分つきまといそう。
絢の言う通りにしてたら……と後悔しても遅い。
でも純さんに惹かれたのは、決して嘘じゃないもの。
《かおり先に帰った後、玲が詮索禁止令出したの。……藤井君、秋に帰国してれば……。まぁギリセーフ。しかし散々の放置プレーで何が結婚よ! 最後くらい大人の男演して綺麗に別れたら加点獲得。今や完璧マイナス査定終了予定》
相変わらずの辛口に苦笑い……。
絢の悪い癖は、男性を採点すること。
純さんは、私の歴代彼氏ダントツ最下位だけどまさかのマイナス査定!?
「あ、藤井君にお祭りすっぽかした事情説明に行ってくれて本当にありがとう」
《……勝手にして怒るかもって言えずにいた。藤井君にも改めて御礼言われたよ》
あの頃からずっと絢の優しさに助けられてきた感謝を笑みに乗せて頷くが、絢はなぜかずっと意味深笑いを見せる。
「何?」
《で、その後思い切り睨まれた》
「えっ!? 何で?」
驚愕声で返した時、タイミング悪くヒロさんの呼び声が聞こえてきた。
《ごめん、彼に直接聞いて~。ま、言えないだろうけど~。またね》
「絢!」
絢にしては、珍しくテンション高めでサッと切られた。
……もう凄く気になる!
あなたが、睨むなんて勘違いじゃ?
「絢~」
《あら元気そう》
結婚準備で忙しい絢に、紆余曲折恋愛事情で時間を取らすのに引け目を感じていた私は、ラインで一切報告せずにいた。
さすがに長期黙秘に痺れを切らせたと察し、一気に報告を連ねた。
《少し会わない間になかなかの展開! 連絡待ってたのに》
「ごめんね」
《うん。でもやっぱ断ってないか》
でも最大限に努力して隙あれば返事の約束しようとしたのに、察してかスルー or 話すり替えの連続。
挙句の果てにあなたの前で『もう一緒に住まね?』ときた。
『無理!』キッパリ断っても鼻で笑われ真剣にイラッ!
あなたは『ハイ、フラれた~』って笑ってるし。
だいたい指輪もないしからかっただけ? とさえ思える。
それらを絢に伝えると呑気に爆笑される。
《予想外の粘り。こうなったらかおりも公開別離?》
「絶対無理! もう女子の生霊に殺されるし、最後はきちんと伝えたい。もう統合三昧の日々」
でももっと良いパラレルに移行する為のチャンス! ……じゃなくて目を醒ます為の統合をする!
つい現実を変える為になりがち……。
《でも良かった! 断わる気満々で。藤井君とも話せて良かったよ》
「……うん。やっと闇のトンネルから抜け出した気分」
でもあれ以来挨拶以外ほぼ会話なし。
あの夜との態度の雲泥の差に呆気に取られている。
《で? 再燃?》
「……まさか! それどころじゃない」
ドキッとしてこれ以上突っ込まれないよう予防線を張ると、怪しい含み笑いを返された。
《ま、藤井君なら合格。超イイ男に成長した感じ。超爽やかジェントルマン。玲には?》
「まだ内緒。『女狐舌舐めずりして狙ってる』そう。さすがに上手くてフリーだし早々人気No.1獲得? すっかりメンズらにも馴染んでる。予想外にプロポーズの件、誰にも何も言われずホッとした」
玲は、散々憎まれ口叩いても純さんの幸せ願ってる。
あなたは、誰もが太鼓判のとても素敵な大人の男性で、メンズ査定に厳しい絢までベタ褒めで嬉しい反面ライバル多数……なんて私に言う権利ない。
まだ私の肩書きは、純さんの彼女で別れても当分つきまといそう。
絢の言う通りにしてたら……と後悔しても遅い。
でも純さんに惹かれたのは、決して嘘じゃないもの。
《かおり先に帰った後、玲が詮索禁止令出したの。……藤井君、秋に帰国してれば……。まぁギリセーフ。しかし散々の放置プレーで何が結婚よ! 最後くらい大人の男演して綺麗に別れたら加点獲得。今や完璧マイナス査定終了予定》
相変わらずの辛口に苦笑い……。
絢の悪い癖は、男性を採点すること。
純さんは、私の歴代彼氏ダントツ最下位だけどまさかのマイナス査定!?
「あ、藤井君にお祭りすっぽかした事情説明に行ってくれて本当にありがとう」
《……勝手にして怒るかもって言えずにいた。藤井君にも改めて御礼言われたよ》
あの頃からずっと絢の優しさに助けられてきた感謝を笑みに乗せて頷くが、絢はなぜかずっと意味深笑いを見せる。
「何?」
《で、その後思い切り睨まれた》
「えっ!? 何で?」
驚愕声で返した時、タイミング悪くヒロさんの呼び声が聞こえてきた。
《ごめん、彼に直接聞いて~。ま、言えないだろうけど~。またね》
「絢!」
絢にしては、珍しくテンション高めでサッと切られた。
……もう凄く気になる!
あなたが、睨むなんて勘違いじゃ?