.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ .*.゚・*.~再会~
決戦は、土曜日
その後、また一向に連絡はなく既に木曜の夜。

ベッドに寝転びながらプロポーズは夢……。

そう現実逃避し、もう連絡はやめようと思った矢先ライン音に開くと……現実に帰還。

純さんから久々に〘土曜出掛ける〙と命令……いえ、お誘い。

ついに決戦は、土曜日。

いよいよフットサルも出禁?

数少ない大切な交流の場だけど、純さんが居ずらいなら仕方ない。

……純さんのプレイも好きだった。

無条件にカッコ良くてゴール後いつもドヤ顔を向けてくれた。

イケメンズ名物? 純さん、玲、日向君のコント? も大好きだった。

いざ会えなくなると思うと凄く寂しさ溢れ出す。

純さんに恋してた……なんて感傷に浸ったり。

でもそれ以上にあなたのプレイを観られないの一番心残りだなんて自分でも引くけれど、もう誤魔化すことは出来ない。

……藤井君が、好き。

世界中の誰よりも一番逢いたい……。

けどもう逢えなくなる……?

ポツリ、ポツリ……両頬に悲しみの粒が滴り落ちる。

……何ヶ月? 何年? か過ぎ去り、私の嘘の肩書きも剥がれ落ちる日が来たのなら、その時こそ素直にあなたへの熱い想いを伝えられる? 伝えてもいい?

……あなたなら今すぐ彼女が出来ても不思議じゃない。

時間と共にまた忘れ去られて行くだけ……?

はぁっ……十年ぶりの切ない片想い。

思えば心から好きになったのはあなただけ……。

この小さなハートに秘められた星屑のように煌めき溢れる恋のベクトルは、この先もずっとずっとあなただけに向かって行くの?

不思議なほどあなた意外に恋するなんて考えられない。

もう今夜は、涙枯れるまで泣きまくりデトックスして、未来は宇宙にお任せしよう。
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