.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 とりあえず靴擦れした足を押さえ、座れる場所を探すと、公園に上がる低い階段を見つけた。擦れないようゆっくり歩き階段の縁に座ると、手の中でバイブ音が響いた。恐る恐る見ると、画面には〘Ryo〙と表示されていた。

 ……まさか藤井君!?

「……はい」

《藤井です。今いい?》

 ドキドキしながら小声で応答すると、藤井君の少し緊張気味の声が聞こえてきた。心臓が一際騒がしくなり、体温が急上昇するのを感じながら慌てて口を開いた。

「はい」

《突然ごめんね》

「だ、大丈夫。……ご要件は?」

 初めての電話に緊張してつい業務的に返すと、声を抑えて笑っているのが感じ取れた。

「LINE交換してないし、驚いて……」

《ごめんごめん、グループLINE参加したんだ。……純いる?》

「……ひとり」

 急に小声の問いに答えると、安堵の息が返された。

《鳴らしてからヤバッと思ってさ。実は、車に水色の花のイヤリング落ちてて》

「あ、私のかも。良かった〜ありがとう」

 ネモフィラの花の可愛いイヤリングは妹の手作り。これで怒られないで済むとホッとした。

《君以外、心当たりなくてさ。……すっげ似合ってた。……今どこ?》
< 97 / 235 >

この作品をシェア

pagetop