.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 ネモフィラの花の可愛いイヤリングは妹の手作り。これで怒られないで済むとホッとした。

《君以外、心当たりなくてさ。……すっげ似合ってた。……今どこ?》

 お世辞でなく心からの褒め言葉をサラリ告げた後、急に照れたのが伝わってきた。私も秘かに照れ笑いをするが、またブルーな気分になる。

「どこ……かな?」

《……とは?》

「知多……のはず……」
 
 心細くて仕方なかった私は、あなたの声にホッとし、我慢していた涙が溢れるのを必死に堪えた。

《大丈夫? ……落ち着いて。近くに店ない? ゆっくり探して》

「……うん」

 あなたの優しい声に、ますます涙が止まらない。辛抱強く待ち続けてくれたおかげで、徐々に落ち着きを取り戻した。

「住宅街で……あ、あった。Angel Caffe」

 立ち上がり覗き込むと、約30メートル先に大さな看板が見えた。

《持ってるな〜。じゃ迎えに行くよ。知多のAngel Caffeね。後で詳細送って。では後ほど》

 まるで近所のコンビニに行く口ぶりに唖然とした。その間に通話終了音が耳に響き渡る。

 嘘……本気? 偶然近くに?  ……嬉しい、凄く嬉しい! ……けど甘える関係じゃ……。でも逢いたい…………ダメダメ! 絶対ダメ! あんなに決意したのに、結局断れず逃げ出した上、藤井君まで巻き込む気?

 私は、断ろうとすぐに折り返した。しかし通話中のため、LINEでその旨を伝えた。

 私は、すっかり意気消沈しながら再び階段に座り、ふと空を見上げた。その澄んだ蒼さは、燻った心に沁み込み涙になって零れ落ちた。

 ……早く帰りたい。……それ以上に逢いたい。

 瞳を閉じると、藤井君の優しい声の余韻に浸りそうになり、また慌てて喝を入れた。私は、気を取り直し傷の手当後、ゆっくりお店へと向かった。
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