天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜

「今から……」


スマホの時刻を見るともう20時になる。


今からとなると帰るの遅くなるし、しかも天馬くんの家に行くなんて……。


天馬くんはこっちを見てにやにやしてる。


いや、危ない!


この人に押し倒されたことあるんだった!


つい一人暮らしの話が魅力的で頷くところだった。


「行かないよ!もう遅いし!」


「うわ、ざんねーん!」


そう言って背を向け、わざとらしくうなだれていた。


「おっ!天馬じゃん!バイト帰り?」


向かい側から歩ってきた金髪の男の人が天馬くんに話しかけてきた。


「いや、ただ寄っただけ」


「マジか、ちょーどよかったわ、今暇?優菜と萌音がお前に会いたいって」


え、また女の子……。


天馬くんなんて言うんだろう。




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