うさぎさんを拾いました


「……あの……大丈夫ですか?」




返事がない




「え、、どうしよう……
救急車?え、警察?
いや、救急車か!!」


一人であたふたしていたら、





『…おなか……すいた』




「へ?」




ムクっと体を起こして

『おなかすいた…』





そういった彼がこちらに顔を向けた












綺麗な瞳



月の光でキラキラした瞳に

一瞬言葉を失った










『お姉さん?』


声をかけられて正気を取り戻した





「あ、あ、ごめんなさい
どこかケガしてるとかじゃないのよね?
倒れてるから救急車を呼ぼうかと思って、、
お腹がすいてるだけなのよね?」


『うん
昨日から何も食べてない』


は?
昨日から?
見たからにいい大人だよね?
顔はあどけないけど、
体は大きいし、未成年でもなさそう


そんなことを考えていると


『お姉さん、何か食べさせて』


キラキラ綺麗なまぁるい瞳でこちらを見てくる











何なの、この子……

不覚にも母性本能をくすぐられた



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