椅子こん!


 寝ぼけたまま、ベッドを出ると私は椅子さんの声のする方へ向かった。
椅子さんは台所に居た。
飲み物を用意していたんだろうか?
テーブルにはマグカップが二つ並んでいる。
「ガタッ……」
「あの……」声をかけると椅子さんはこちらを見た。やはり表情は無いが、少し微笑んでいるように見えた。
「んっ……ちゅ……」椅子さんに抱きつきキスをした。
「ねえ……もう一回しよう?」
「ガタッ……」
返事を聞く前に、私は再び椅子さんに押し倒された。

「あっ……やっ……激しいっ……!」
「ガタッ……ガタンッ……!」
何度も交わりながら、ふと思った。どうしてこんなにも幸せなんだろう。椅子さんと一緒に居るだけで、幸せだ。
「あっ……ああっ……!」
「ガタッ……」
そうして、また快楽の波に飲まれて行った。

──────────────



  あまり本編で椅子との絡みが書けなかったので、完結後にのべりすとさんと一緒に書きました。
『だんだんと興奮が増して来た。「あっ……やっ……ダメぇ……」だめだ、これじゃ私が椅子さんに犯されているみたいじゃないか。』
犯されているみたいじゃないか、じゃないよ(笑)犯されてるよ。

小さい頃から物に興味があって、対物性愛ものを書いていました。

ずっと長編を書きたいと思っていたのでその夢が一つ叶った作品です。
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