離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
普段はころころ元気に笑う子だから、のけ者にされたくなくて怒っているのだろうとふたりで話していた。
「元気そうでよかった。――ふーちゃん、おばあちゃんだよー」
久々に会った娘夫婦への挨拶はそこそこに、母はすぐ楓花とたわむれる。
義母もそこに交ざり、勢いに呑まれかけた智秋は娘をふたりに預けて逃げ出した。
「深冬のプランにのっからなくても、このふたりがいれば充分息抜きできそうだ」
家族で楽しめる新しいホテルにはもうひとつ、『ママとパパの息抜き』というコンセプトもある。
赤ちゃん連れだろうとゆっくりした時間が過ごせるよう、万全の設備と体制が整っているそうだ。