離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
 義母たちはさっそく楓花の側に腰を下ろし、辺りのクッションやぬいぐるみを周囲に並べる。

 家にいるよりも遊び道具がいっぱいで、楓花はご満悦だった。

「これなら赤点は免れそうだな」

 ご機嫌な楓花を見て深冬さんが満足そうに言う。

「本格的にオープンしたあとは、常に三人以上スタッフを置くつもりだ。希望があれば隣の保育所で一時的に預かれるようにする」

 彼の視線の先にはエリアと隣接したきれいな部屋があった。

「じゃあここで一時間くらい子供の世話をお願いして、親だけでご飯を食べるなんてこともできるんですね」

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