だったら俺にしなよ


「知り合いと言うか今日朝ちょっと助けてもらってね」

と、状況が分かってないみのりちゃんに軽く説明をして彼の元に向かった。

やっぱりさっき言ってた通り凄くイケメンだ。

私は恐る恐る彼に声を掛けた。

「・・・・あの?なんでしょうか?」

すると彼は自分のポケットから何かを取り出して私に差し出した。

それは・・・・

「生徒手帳??」

そこで はぁ!!となり朝出掛ける前に入れたはずのポケットを触ってみるも

「あれ?無い?」

私は全部のポケットを確認して居ると

「ヴハァ これ。」

いきなり声が聞こえて顔を見上げると何故か爆笑して居た。

彼の手元にあった生徒手帳を受け取り中を開くと

"工藤美咲"

「もしかしてあの時」

「フンあぁ。」

わざわざクラスまで届けに来てくれるなんて。

「あの!わざわざクラスまで届けに来てくれてありがとうございました。ペコ」

言い終わると深々とお辞儀をした。
< 12 / 40 >

この作品をシェア

pagetop