初恋を拗らせた幼馴染が婚姻届を持って溺甘淫らに求愛にやって来ました
母が亡くなってからの私はまだ10代で、ポンコツな父は当然当てにならず、何もかもが初めての事で、兄と共に兄弟達を育てるのに必死だった。
もちろん、自分に懐いて、スクスクと素直に育った兄弟達はとても可愛いし、私の喜びでもある。
けれども……、遊ぶ暇も恋する暇もなく、一心不乱にした子育ては、やり尽くした感が大きく、たいした出逢いもない私は、結婚も子供も半分諦めている。
寧ろ、陽だまり食堂に来てくれる子達で、充分満足出来ている。
兄弟が巣立った後、こうして独りでのんびりと、歳を重ねて行くのも良いなと思っている。
そんな私の思いを他所に、父は顎に手を当て、んー……と考える。
「お前が無理なら、イツナだな。 あと2、3年すれば結婚出来る歳だろ? 」
「……は? 」
ポンコツな父の言葉に私は一瞬、思考回路がフリーズする。
チラッチラッと、私の顔色を伺う父に、ようやく動き出した頭に不快感が滲む。
「こんの、人でなしーーーーっ!! 」
もちろん、自分に懐いて、スクスクと素直に育った兄弟達はとても可愛いし、私の喜びでもある。
けれども……、遊ぶ暇も恋する暇もなく、一心不乱にした子育ては、やり尽くした感が大きく、たいした出逢いもない私は、結婚も子供も半分諦めている。
寧ろ、陽だまり食堂に来てくれる子達で、充分満足出来ている。
兄弟が巣立った後、こうして独りでのんびりと、歳を重ねて行くのも良いなと思っている。
そんな私の思いを他所に、父は顎に手を当て、んー……と考える。
「お前が無理なら、イツナだな。 あと2、3年すれば結婚出来る歳だろ? 」
「……は? 」
ポンコツな父の言葉に私は一瞬、思考回路がフリーズする。
チラッチラッと、私の顔色を伺う父に、ようやく動き出した頭に不快感が滲む。
「こんの、人でなしーーーーっ!! 」