初恋を拗らせた幼馴染が婚姻届を持って溺甘淫らに求愛にやって来ました
三島さんは、私を胸に抱き締めたまま、店内のお客さんに向かって頭を下げた。
「お騒がせして申し訳有りません。 突然の出来事で驚かれたと思いますが、今日は店がこんな状態になり、残念ながら営業出来なくなりました。 お代はお返し致しますので、今日は、これで閉店とさせて頂きます」
「アハハハーーーッ、そんなに泣くほどの店?! こんな昭和な店、壊す手間が省けて良かったじゃないの」
隆也さんの運命の人が、口元を歪ませて、バカにしたように笑う。
「全くだ。 俺の婚約者がこんなボロい店を経営してたと周りに知られたら、我が家の恥だ。 なんの役にも立たないお前と縁が切れて、せいせいするな」
婚約者としてはお互いに寄り添えなかったけれど、人としては、仕事に真摯に取り組んでいる隆也さんを、尊敬していた……。 だけど、最後の最後で、その思いも全て無かったものにしてくれた彼に、少しの罪悪感も感じずに別れられるのだから、運命の人とやらと現れてくれて、良かったのかもしれない。
「私も、あなたの望むママンになれそうもなかったので、縁が切れて本ン当ーーーッに、良かったと思ってます。 どうぞ、運命の人とお幸せに」
目を細めて、ふふふっと思わせぶりに微笑んであげた。
「お騒がせして申し訳有りません。 突然の出来事で驚かれたと思いますが、今日は店がこんな状態になり、残念ながら営業出来なくなりました。 お代はお返し致しますので、今日は、これで閉店とさせて頂きます」
「アハハハーーーッ、そんなに泣くほどの店?! こんな昭和な店、壊す手間が省けて良かったじゃないの」
隆也さんの運命の人が、口元を歪ませて、バカにしたように笑う。
「全くだ。 俺の婚約者がこんなボロい店を経営してたと周りに知られたら、我が家の恥だ。 なんの役にも立たないお前と縁が切れて、せいせいするな」
婚約者としてはお互いに寄り添えなかったけれど、人としては、仕事に真摯に取り組んでいる隆也さんを、尊敬していた……。 だけど、最後の最後で、その思いも全て無かったものにしてくれた彼に、少しの罪悪感も感じずに別れられるのだから、運命の人とやらと現れてくれて、良かったのかもしれない。
「私も、あなたの望むママンになれそうもなかったので、縁が切れて本ン当ーーーッに、良かったと思ってます。 どうぞ、運命の人とお幸せに」
目を細めて、ふふふっと思わせぶりに微笑んであげた。