この世界で愛した君に永遠の恋をする
今日は海斗とお出かけ。2人でショッピングすることになっている。
『用意できた?』
と海斗がリビングから声をかけてくれる。メイクをしている姿はあまり見られたくないので私は部屋からリビングに届くほどの声で
『まだだから少しだけ待ってて!』
と明るく返事をする。
そしてようやく準備が出来た所で私達は家を出た。
心の底から幸せだと思った。世界がキラキラ輝いて街中がいつもより明るく見えた。恋の魔法はどこまでも美しい。だがこんな日々がずっと続けばなんて私のわがままを神様は許してくれなかった。
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