ストロベリーバニラのキス ひねくれた純愛(おまけの小話・その2)
教授はまだソフトクリームを
チロチロなめながら、
俺を横目で見た。

「カーライルが
サディスティックで、
調教とか開発とかのほうに、
特化していたら、
私には無理だし、対応も考えなければならない」

俺がS系の住人だと、何で判断したのか!

「ああ、まったく、
あなたっていう人は・・・」
俺は片手で額を押さえた。

俺は立ち止まり、
そして、教授と向き合った。

「何を根拠に、俺を判断しているんですか?」

「あの時、私を拘束状態にして
首に跡がつくくらいしたからな」

あの時の携帯水没の時か・・・
俺は眉をひそめた。

確かに・・
俺は自分の欲望を、優先させた。

「性の嗜好は、人それぞれだ。」

教授は評論家のように言って、
また視線を、ソフトクリームに
やってチロチロなめている。
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