私(俺)の不器用な愛情表現
「先輩。まだ、分からないんですか?俺は世界とかそういう次元じゃなくて。ただ、1人しか要らないんですよ。」
「煌くんのその芯の強さには、ビックリだよ。」
「クス。未来のことなんて、分かりませんけど。きっと今度はハッピーエンドですよ!」
その自信はどこから来るのやら?
「…先輩。これからも、メールしてくれますか?」
「それ、聞く?するに決まってるじゃん!」
じゃなかったら教えてないし。
「でも、先輩からメールしてくれたことありませんよね〜。」
「だって、何送っていいかわかんないもん。」
前から、私から送ったことなんてあんまりない。
みーちゃんにでさえ、用事がある時にしか送らない。