私(俺)の不器用な愛情表現



「じゃあ、コンビくんでみます?」

「丁重にお断り致します。」


私の心臓が持ちそうにないからやめておこう。


「先輩とだったら俺は喜んで何でもしますよ。」

「うん、本当にしそうな所が怖いよ?」


まるで煌くんの世界は私で回ってるみたい。


そんなことは無いはずなのに。


「でも、明日で最後だね。」


煌くんと一緒に居れるのも。


同じ学校のチームメイトとして居られるのも。



本当はね?ずっと一緒にいたい。



同じ学校の陸上部になりたい。



だけど、高校だけは前と同じところに行きたいの。

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