2/3片思い
「おかあさーん!」
お母さんの姿を見つけるやいなや、ようやく走り出せるとばかりに、駆け寄った。
「あら、あんた。えらくご機嫌さんじゃない。」
お母さんは、笑いながら私のほっぺたを両方の手で挟んだ。
「ふふん、わかる?」
「わかるわよー。何年あんたの母親やってると思うの。」
「何だか当ててみて!」
興奮してるのか、小鼻がぴくぴく動いちゃうよ。
「ははーん。ま・つ・か・わ・くんがらみ?」
そうなんだ。
お母さんにはぜーんぶ話てるから、私が松川くんのこと好きなことももちろん知ってる。
マヨと距離を置くようになってから、私のよきアドバイザー兼話し相手なってくれてる。ありがたいよねぇ。
「ピンポーン!」
私は飛び跳ねながら、お母さんの腕にからみついた。
だって、もう体が勝手に飛び跳ねちゃうんだもん。
「まぁまぁ、とりあえず駅についたら、お茶でもしましょう。そこでゆっくり話聞くわ。」
お母さんの方が人目を気にしてそう言った。
そして、私たちは電車に乗って、目的地へと向った。
お母さんの姿を見つけるやいなや、ようやく走り出せるとばかりに、駆け寄った。
「あら、あんた。えらくご機嫌さんじゃない。」
お母さんは、笑いながら私のほっぺたを両方の手で挟んだ。
「ふふん、わかる?」
「わかるわよー。何年あんたの母親やってると思うの。」
「何だか当ててみて!」
興奮してるのか、小鼻がぴくぴく動いちゃうよ。
「ははーん。ま・つ・か・わ・くんがらみ?」
そうなんだ。
お母さんにはぜーんぶ話てるから、私が松川くんのこと好きなことももちろん知ってる。
マヨと距離を置くようになってから、私のよきアドバイザー兼話し相手なってくれてる。ありがたいよねぇ。
「ピンポーン!」
私は飛び跳ねながら、お母さんの腕にからみついた。
だって、もう体が勝手に飛び跳ねちゃうんだもん。
「まぁまぁ、とりあえず駅についたら、お茶でもしましょう。そこでゆっくり話聞くわ。」
お母さんの方が人目を気にしてそう言った。
そして、私たちは電車に乗って、目的地へと向った。