2/3片思い
翌朝。
やっぱりこういうことは、マヨには一応報告しといた方がいいよね。
なかなか話すタイミングを見つけられずに、校門まで来てしまった。
そこで、小さく深呼吸。
「ね、マヨ。実はさ。」
「うん?」
「昨日の放課後、まさにここで松川くんにマッキーのコンサート誘われたんだ。」
マヨは少し目を見開いた。
「そうなんだー。よかったじゃん!」
「うん。」
私はすぐに恥ずかしくなって、マヨから目をそらした。
「松川くんとデートできて、しかもマッキーのコンサートまで見れるなんて、ナツミもついてるよ。」
マヨは優しくそう言った。
「そうだよね。昨日はめちゃくちゃ興奮したよ。」
マヨは軽く私の肩を二回叩いた。
「週末、がんばって。」
週末、がんばって。
あれ?
マヨとマッキーのコンサートが週末にあるなんて話したっけ?
あー、でも松川くんとマッキーの話したとき、そういう話にもなるかもね。
私はそれほど気にも留めずに、笑顔でマヨと教室に入ったのだった。
やっぱりこういうことは、マヨには一応報告しといた方がいいよね。
なかなか話すタイミングを見つけられずに、校門まで来てしまった。
そこで、小さく深呼吸。
「ね、マヨ。実はさ。」
「うん?」
「昨日の放課後、まさにここで松川くんにマッキーのコンサート誘われたんだ。」
マヨは少し目を見開いた。
「そうなんだー。よかったじゃん!」
「うん。」
私はすぐに恥ずかしくなって、マヨから目をそらした。
「松川くんとデートできて、しかもマッキーのコンサートまで見れるなんて、ナツミもついてるよ。」
マヨは優しくそう言った。
「そうだよね。昨日はめちゃくちゃ興奮したよ。」
マヨは軽く私の肩を二回叩いた。
「週末、がんばって。」
週末、がんばって。
あれ?
マヨとマッキーのコンサートが週末にあるなんて話したっけ?
あー、でも松川くんとマッキーの話したとき、そういう話にもなるかもね。
私はそれほど気にも留めずに、笑顔でマヨと教室に入ったのだった。