社長の渇愛
「え?」
「社長、今までの彼女には名前を呼ばせなかったから」
「え?そうなんですか?」
「うん。社長って呼ばせてた」
「え?え?“倉澤さん”とかではなくですか?」
「うん、そうよ。
ちなみに、秘書の御笠さんも名前呼んでるとこ見たことないよ」
「え……そうだったんですか……!?」
「覚悟してた方がいいわよ」
「え?」
「倉澤 亜伊と言う人は、とんでもない“魔王”だから」
「心花、帰ろ!」
「あ、はい!
亜伊、御笠さん。
お疲れ様でした!」
微笑み言う、心花。
「「………」」
フリーズする、亜伊と御笠。
「え?あ、あの…私、なんか変なこと……」
急に二人が固まるので、不安になる。
「心花って…」
「律儀ですね」
「え?
挨拶しただけですが……」
「ほんっと……」
「ペース、乱れますね」
「だろ?」
「え?なんですか?」
不思議そうに首をかしげる心花だった。
「━━━━━亜伊、ここはダメです!」
「え?嫌い?」
「そんなことないですよ。好きです……」
「だったらいいでしょ?行こ?」
それから夕食を一緒に食べようと言うことになり、高級料亭の前にいる亜伊と心花。
「亜伊、ここはそれはそれはお値段の高い、高級しゃぶしゃぶのお店なんですよ!」
「うん、知ってる」
「あ、ですよね。私より詳しいんだった」
「ここ、俺が守ってる店なの。
だから、接客も特別待遇だよ」
そう言って指差した所には、倉澤ガードのロゴが入ったステッカーが取り付けられていた。
「あの!他のお店にしましょう!」
「いいよ。
どこがいい?」
「えーと……」
(どっか、安く食べれるとこ……
ファミレスは?
あ、なんか会員制のレストランとかに連れて行かれそう……
居酒屋?
いやいや、週末でもないのに飲むのはヤバいし…
イタ飯も……
あ!)
「回転寿司なんてどうでしょう?」
「回転寿司?」
「はい!」
「俺、回転する寿司はやだ!」
「え?」
「行ったことねぇし、窮屈そうだし、うるさいから」
「回転寿司、行ったことないんですか?」
「うん。
まぁ、正確には行こうとしたらスッゴいうるさかったからやめたって感じ。
寿司食いたいの?
だったら、◯◯だな!
御笠!浬大に連絡だ」
「はい」
「━━━━ここ…」
「俺の知り合いの店」
「当然、回らないですよね……」
「当たり前。
心花はさ。
まさか、俺と食事したくないの?」
「まさか!!そんなわけないです!
こうゆうこと言うの、非常に失礼なんですが……
私、お金が……」
言いにくそうにモジモジする。
「社長、今までの彼女には名前を呼ばせなかったから」
「え?そうなんですか?」
「うん。社長って呼ばせてた」
「え?え?“倉澤さん”とかではなくですか?」
「うん、そうよ。
ちなみに、秘書の御笠さんも名前呼んでるとこ見たことないよ」
「え……そうだったんですか……!?」
「覚悟してた方がいいわよ」
「え?」
「倉澤 亜伊と言う人は、とんでもない“魔王”だから」
「心花、帰ろ!」
「あ、はい!
亜伊、御笠さん。
お疲れ様でした!」
微笑み言う、心花。
「「………」」
フリーズする、亜伊と御笠。
「え?あ、あの…私、なんか変なこと……」
急に二人が固まるので、不安になる。
「心花って…」
「律儀ですね」
「え?
挨拶しただけですが……」
「ほんっと……」
「ペース、乱れますね」
「だろ?」
「え?なんですか?」
不思議そうに首をかしげる心花だった。
「━━━━━亜伊、ここはダメです!」
「え?嫌い?」
「そんなことないですよ。好きです……」
「だったらいいでしょ?行こ?」
それから夕食を一緒に食べようと言うことになり、高級料亭の前にいる亜伊と心花。
「亜伊、ここはそれはそれはお値段の高い、高級しゃぶしゃぶのお店なんですよ!」
「うん、知ってる」
「あ、ですよね。私より詳しいんだった」
「ここ、俺が守ってる店なの。
だから、接客も特別待遇だよ」
そう言って指差した所には、倉澤ガードのロゴが入ったステッカーが取り付けられていた。
「あの!他のお店にしましょう!」
「いいよ。
どこがいい?」
「えーと……」
(どっか、安く食べれるとこ……
ファミレスは?
あ、なんか会員制のレストランとかに連れて行かれそう……
居酒屋?
いやいや、週末でもないのに飲むのはヤバいし…
イタ飯も……
あ!)
「回転寿司なんてどうでしょう?」
「回転寿司?」
「はい!」
「俺、回転する寿司はやだ!」
「え?」
「行ったことねぇし、窮屈そうだし、うるさいから」
「回転寿司、行ったことないんですか?」
「うん。
まぁ、正確には行こうとしたらスッゴいうるさかったからやめたって感じ。
寿司食いたいの?
だったら、◯◯だな!
御笠!浬大に連絡だ」
「はい」
「━━━━ここ…」
「俺の知り合いの店」
「当然、回らないですよね……」
「当たり前。
心花はさ。
まさか、俺と食事したくないの?」
「まさか!!そんなわけないです!
こうゆうこと言うの、非常に失礼なんですが……
私、お金が……」
言いにくそうにモジモジする。