クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
 よし! 雷が落ちたわ! 今日こそは、私が強くて有能であることを、殿下にも知ってもらって、イメージアップよ! ……あれ? 殿下の動きが怪しい。普段であれば、私の雷攻撃など簡単に避けられるのに、今日はばっちり当たってしまった。

 あ、殿下、大丈夫かしら……所々、黒く焦げてしまったわ。

「殿下……私、やりすぎましたか?」

「いや、君のその変身攻撃のショックが大きくてね。久しぶりに痺れてしまったよ。はは。」

 アイザークはいつもと違って雷を受けて、痺れながらもかろうじて立ち上がった。そして「次は自分の攻撃の番だね」と言うと、水の波状攻撃をフィルデリアに向けて発動した。

 バシッと水の波が飛ぶと、フィルデリアは避けきれずに何発か当たってしまう。そしてその一つの波は、ビキニの片方の肩紐に当たり、紐が切れてハラリと落ちた。

 そう! 私の片方の可愛いお胸がポロリと見えてしまったのです!

『キャー! サンダー』

 バリバリバリッ、ズゴーン、ゴーン……

 驚いた私は、思わず雷を落としてしまいました。またしてもアイザーク殿下に直撃して、殿下はしばらく立ち上がってこられなかった。ごめんなさい、私の攻撃が強すぎたみたい……。

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